いまさらですが・・・ブクペでまとめさせていただいたもんで
少々感想を書いてみようかなと
成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
タイトル:成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
著者:成毛眞
出版社:KKベストセラーズ
概要(三行で):
引用・コメント:
感想:
で、以下からはこの本のこととはちょっと違うかもですけど・・・。
なんというか、この手の本になると勝者(強者)の視点からしか描かれてないかなと。
やれこれからは英語だ(成毛さんは日本人の9割に英語はいらないとおっしゃていますが)、経営感覚を持てだの、挙げ句の果てにはJAVA語ですか。
いやいや、無理ゲーっすよw
どんどんハードルが高くなっていくだけなんですよね、こんなの。
で、たいていこういう話になるとこんなのも出てくるわけで・・・
や、結局結果論だよね?これは。
成功したからって「人間努力すればなんとかなるっすよー!(報われないこともあるけどな!)」
とか・・・もう聞き飽きたんだって。
全ての人が才能があるわけでもないし、努力できるわけでもないし、運があるわけでもない、好きなことで食っていけるわけでもないじゃないすか。
じゃなんだ、貧乏人は麦でも食ってろ、と?
なんかね、成功者たちは「お前らが貧乏なのは努力が足りないからだろwww 自己責任だろがあああ」って冷たく見下してて、貧乏人たちはそんな金持ちたちを妬んでいる、みたいな対立構造?があって・・・。(こんなものの見方自体が、貧乏人のそれなのかも)
そんなんで世の中がいい方向に行くわけないよな、どう考えても。という絶望感しか湧かないんですよね。
「ほらあなたも強くならないとヤバいっすよ?このままだと惨めな貧乏生活まっしぐらですよ?」と不安あおって商売するよりも、
「まあ9割の人は貧乏になっちゃうけど、それでも幸せに生きていくにはどうすればいいんだろうね?」と、みんなで知恵を出し合って考えたほうがよっぽど建設的でないかなと思うんですけど。
(こんなこと言うとまた、「負け犬同士で傷を舐めあってもどうにもならんだろ」とか、「マイナス成長だと、結局みんな不幸になりますよ」とか、「日本が没落してもいいのか(怒)」とか、いろいろ湧いてくるんだろうしね・・・もう聞き飽きたんだよ)
けど弱者の視点に立ったら「マイノリティ憑依」とか言われんだろうしなああああ(別にdisってないすよ?)
なんかとりとめもなくて申し訳ないですけど・・・。
成毛さん、HONZ応援してます!!
少々感想を書いてみようかなと
成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
タイトル:成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
著者:成毛眞
出版社:KKベストセラーズ
概要(三行で):
- スティーブ・ジョブズの真似をしても無駄無駄ァ
- なぜなら「創造性格差の時代」が来るからな!
- クリエイティブになるには、こうしろ!(成毛流)
引用・コメント:
私が本当に天才だと考える人々に共通するのは、彼らの発想の「始まり」を決してたどることができない、という点だ。なぜその発見や発明ができたのか、どれだけ本や資料をひっくり返しても出てこない。とにかくある瞬間から突然0が1になっている、としか言いようがない。他の誰にも押せない0から1へのスイッチを押せる人間こそが、気まぐれに天が与えた才能、すなわち天才なのだろう。(39ページ)
これは単純に、大昔の人についての文献や資料が足りないだけでそう見えるのじゃないかな、と。
逆に言うと今、これだけ一個人の情報や人生でさえも事細かに可視化されている時代には、ここでいう「天才」は生まれにくいのかも。
逆に言うと今、これだけ一個人の情報や人生でさえも事細かに可視化されている時代には、ここでいう「天才」は生まれにくいのかも。
考えてみてほしい。iPhoneは確かに魅力的だが、本当に手にしたいのはiPhoneの中に入っているアプリであり、ゲームであり、そしてそれによって変わるライフスタイルではないだろうか?ジョブズが着目したのは、そこだったのである。(52ページ)
うーん、ここもなあ・・・。初めて買う人にはやっぱりiPhone自体が魅力的に映るんでないかと。
中味ということでいえばAndroidアプリも、iPhoneアプリと同じものがAndroid版で出るわけだし、サーヴィスも充実してくるだろうし(音楽配信など)、機器との連携、OSの性能も上がってくるだろうし。そうなると「iPhoneである必然性」も薄れてくると思うんだけど。
中味ということでいえばAndroidアプリも、iPhoneアプリと同じものがAndroid版で出るわけだし、サーヴィスも充実してくるだろうし(音楽配信など)、機器との連携、OSの性能も上がってくるだろうし。そうなると「iPhoneである必然性」も薄れてくると思うんだけど。
文章を書くときには、普段見聞きしている膨大な情報の中で、特定の表現や情報を選択することになる。そして、文章はそうした選択の結果で生まれている。つまり、その情報の設計方法を見れば、その人が普段どういう表現や情報に接しているかが分かるのだ。(205ページ)
人は情報で設計された社会を生きている。そしてその情報の大部分を伝えるのは文章だ。文章が上手くなれば、社会の情報構造が見えてくる。自分が発信者となって人に影響を及ぼすことも可能になる。(207ページ)ここには完全同意。今の時代ほど、文字があふれている時代はないんではないかなと思うし、そのような現代においては、言葉、とくに文章をうまく扱える人は有利だな〜と前々から思っていたので。
感想:
で、以下からはこの本のこととはちょっと違うかもですけど・・・。
なんというか、この手の本になると勝者(強者)の視点からしか描かれてないかなと。
やれこれからは英語だ(成毛さんは日本人の9割に英語はいらないとおっしゃていますが)、経営感覚を持てだの、挙げ句の果てにはJAVA語ですか。
いやいや、無理ゲーっすよw
どんどんハードルが高くなっていくだけなんですよね、こんなの。
で、たいていこういう話になるとこんなのも出てくるわけで・・・
や、結局結果論だよね?これは。
成功したからって「人間努力すればなんとかなるっすよー!(報われないこともあるけどな!)」
とか・・・もう聞き飽きたんだって。
全ての人が才能があるわけでもないし、努力できるわけでもないし、運があるわけでもない、好きなことで食っていけるわけでもないじゃないすか。
じゃなんだ、貧乏人は麦でも食ってろ、と?
なんかね、成功者たちは「お前らが貧乏なのは努力が足りないからだろwww 自己責任だろがあああ」って冷たく見下してて、貧乏人たちはそんな金持ちたちを妬んでいる、みたいな対立構造?があって・・・。(こんなものの見方自体が、貧乏人のそれなのかも)
そんなんで世の中がいい方向に行くわけないよな、どう考えても。という絶望感しか湧かないんですよね。
「ほらあなたも強くならないとヤバいっすよ?このままだと惨めな貧乏生活まっしぐらですよ?」と不安あおって商売するよりも、
「まあ9割の人は貧乏になっちゃうけど、それでも幸せに生きていくにはどうすればいいんだろうね?」と、みんなで知恵を出し合って考えたほうがよっぽど建設的でないかなと思うんですけど。
(こんなこと言うとまた、「負け犬同士で傷を舐めあってもどうにもならんだろ」とか、「マイナス成長だと、結局みんな不幸になりますよ」とか、「日本が没落してもいいのか(怒)」とか、いろいろ湧いてくるんだろうしね・・・もう聞き飽きたんだよ)
けど弱者の視点に立ったら「マイノリティ憑依」とか言われんだろうしなああああ(別にdisってないすよ?)
なんかとりとめもなくて申し訳ないですけど・・・。
成毛さん、HONZ応援してます!!